ロックにジャズに、いろんなジャンルからおすすめの音楽を綴っていきます。

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スマッシング・パンプキンズ。ニルヴァーナと同じ時期に、同じグランジというジャンルで活躍したロックバンド。
今回紹介するアルバム「Mellon Collie And The Infinite Sadness」が大傑作として広く知られています。

Mellon Collie & The Infinite SadnessMellon Collie & The Infinite Sadness
(1995/10/27)
Smashing Pumpkins

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スマッシング・パンプキンズの特徴といえば、ビリー・コーガンBilly Corganの独特なボーカル。これが一見さんを高確率で突っぱねる要因となっています。
鼻の詰まったような声というんでしょうか。ちょっと人を小馬鹿にしたような声色で、透き通った美声やロックらしいしゃがれた声を想像して聞くと酷い落胆を覚えます。

僕自身、初めて聞いたときは、そのボーカルにひどい嫌悪感を感じたものです。幾度と無く再生されるニルヴァーナのベストをよそに、メロンコリーは長年ほこりをかぶり続けることになってしまいました・・・。

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アルバムの邦題は「メロンコリー そして終りのない悲しみ」。メロンコリーっていうのは憂鬱という意味の「Melancholyメランコリー」をもじったものみたいです。コリーって犬の種類ですよね。メロン・コリー・・・。

このアルバムはCD二枚組ですが、Disc1は激しい曲を中心に、Disc2はロマンチックな曲を集めた内容になっています(ディスク毎にタイトルが付けられていて、Disc1は「Dawn to Dusk」、Disc2は「Twilight to Starlight」となってます)。

以下、要チェック楽曲をピックアップ。

D1-2. Tonight, Tonight
本作中もっとも美しい、ロマンチックな一曲。まずこの曲を聞くことで「なんて美しい音楽をつくるバンドなんだ」という印象を得ます。
アルバムジャケットとイメージがリンクして、星空、宇宙といったきらびやかな情景を思い浮かばせます。
この一曲だけでも永遠の愛聴盤になり得ますが、このアルバムはまだまだそんなものではありません。

D1-3. Jellybelly
Tonight, Tonightから一転、激しいリフと共に、彼らがグランジというジャンルにあることを思い出します。
スマッシング・パンプキンズ、そしてこのメロンコリーというアルバムが、実に多種多様な音楽性を内包していることに早くも気付くことになります。

D1-4. Zero
Jellybellyに続く非常に激しいロックサウンド。ギターが最高にかっこいい!。そしてこの4曲目あたりでそろそろ、
ビリー・コーガンのボーカルに慣れてきます。
彼の声は確かに異質ですが、その異質さに慣れてくると、本当の魅力に気付きます。
独特な歌声は売れる可能性を秘めているとよく言いますが、その最たる例じゃないでしょうか。

D1-6. Bullet With Butterfly Wings
ポップ要素のある、シングルカット曲。
この曲、アルバムで聴く前から聞いたことがあったような気がするんですが、何かタイアップされてたんでしょうか?
ともあれ、一度聴いたらがっつり耳に残る魅力的なメロディです。

D2-5. 1979
スマッシング・パンプキンズの楽曲中もっとも人気の高い曲とされています。
メロディアスな曲を中心に収録されているDisc2の代表的な曲ですね。これもまた、ほかの曲とは音楽性を異にしています。


こんなふうにメロンコリーは名曲ぞろいなのですが、その特徴的な歌声が唯一その評価に影を落としていました。
しかし逆に言えば、ボーカルさえクリアしてしまえば、歴史的大傑作としか言い様がない究極最強アルバムなのです!



ところでスマパンの魅力を話したのはいいんですが、ほかのアルバムは聴いたことないんですよね。これきっかけに聞いてみようと思います。

ちなみにギターのジェームズ・イハは日系3世だそうです(写真左)。

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You Are What You IsYou Are What You Is
(2009/11/17)
Frank Zappa

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Frank Zappaフランク・ザッパ。濃いヒゲが特徴の名ギタリスト。
1993年に亡くなるまで60ものアルバムを発表するという、超多作なアーティストです。
そして音楽性はアバンギャルドを極め、複雑怪奇なメロディラインがひしめき合っています。
そんな姿勢から、ミュージシャンというよりは音楽家と称されることも。

彼の難解なミュージック、いったいどんなものなのでしょうか。こちらを聴いてみましょう。



初めて聴く人は眉をひそめるかもしれないですね。
彼の作品でしか聞けない実験的な音楽。もちろん最初は取っ付きにくい。
しかし一度魅力に気づいてしまうと、もう逃げられない。60もあるアルバムに、次々と手を出してみたくなってしまうのです。
なぜかって、その60のアルバムのどれをとっても、そのアルバムにしかない独自性を感じることができるからです。

ザ・マザーズ・オブ・インヴェンションというバンドの解散以降、ザッパはその創作意欲を爆発させます。

アバンギャルドなロックはもちろん(Over-Nite Sensation)、ギターソロを弾かせればトリップしそうなほど気持ちいいアルバムになり(Shut Up 'n Play Yer Guitar)、ジャズ・ロック(Hot Rats)、そしてテクノへ(Jazz from Hell)と実に多種多様。音楽を生涯追求し続ける様は、マイルス・デイヴィスを思い起こさせます。

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今回紹介した「You Are What You Is」は、僕がザッパを聴く取っ掛りになったアルバムです。フランク・ザッパにしてはかなりポップでキャッチーなアルバムです。ギターはカッコよくノリもいい。今でも何度となく聴きかえします。



ザッパ・スパイラルに陥ってしまった人間として、あなたを道連れにしたくてこんな記事を書いてみました。
キリンジというアーティスト、ご存知ですか?
残念ながらヒットチャートを賑わすような存在ではないので、知らないという方がほとんどだと思います。
しかし僕にとっては、J-POPで言えば、一番好きなミスチルに並ぶほど大好きなアーティストの一つなのです。


キリンジ SINGLES BEST Archives (初回盤)キリンジ SINGLES BEST Archives (初回盤)
(2004/06/23)
キリンジ

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キリンジは堀込兄弟が二人で結成したグループ。1996年から活動し、今年2013年に残念ながら解散する予定です。
ミスチルの好きな人なら、Bank Bandがカバーした「Drifter」という曲で彼らをご存知なのでは?


キリンジ


歌詞、曲調、歌唱法、どれをとっても非常に特徴的な、独特な魅力を持つバンド。
類似アーティストを探すのは困難。非常に突出した個性を持っています。


今回は彼らのベストアルバムから、僕の大好きな曲「太陽とヴィーナス」を紹介します。
踊りたくなるような明るい曲調の中に、何とも言えない切なさが込められています。
「上を向いて歩こう」のような言葉にならない切なさを感じますね。



特徴的なファルセット、切なさの込められた明るい曲調、独特な歌詞世界。
キリンジにしかない魅力、伝えられれば幸いです。

 

時は2015年 陽炎も買える街
西に消えてく今日に 今クラクション高く鳴く

首をつたう汗の そのルートをねじ伏せて
胸の高鳴るほうへ 首都高速くぐるのさ

甘く匂う果実 ほおばって投げ棄てた
キミの微熱は今にあの宇宙(そら)も焦がすだろう



ジャズギタリストのグラント・グリーンを紹介したので、今度はジャズ・フュージョンのギタリストを紹介します。

We Live HereWe Live Here
(2006/05/15)
Pat Metheny Group

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Pat Methenyパット・メセニーはフュージョンを代表する、70年代から現在まで活躍するギタリストです。
上においたのは「We Live Here」という95年のアルバムなのですが、はっきり言ってこれは(アルバムとしては)一番好きとは言い難いです。

アルバム単位で大好きランキングを作ったとすれば、まず1位に挙げたいのは89年「Letter From Home」。
今までの音楽性にさらにブラジル音楽を取り入れたアルバム。名曲「Have You Heard」を筆頭に、美しい音楽が並びます。

「Letter From Home」の存在と、そしてパット・メセニーの作品は名盤ぞろいであることから、「We Live Here」はどうしても第1位に挙げることができません。
なら今回どうしてこのアルバムを選んだのかというと。

アルバムの最後の曲、「Stranger in Town」をどうしても紹介したかったから。
この曲はパット・メセニーの曲の中でも極めてテンションの高い曲で、それでいて哀愁も感じるような素敵な曲です。もちろんギタープレイも壮絶で、見ていて惚れ惚れしてしまいます(ライブDVDを見て)。

この曲は昔「タモリの音楽は世界だ」という番組で、パット・メセニーがゲスト出演した際に披露された曲でもあります。↓



6分ほどの曲ですが、番組では2分ほどに短縮され、かっこいい部分を濃縮したようなバージョンになってます。
これも相当大好きなんですけど、やっぱり原曲にはかなわない。興味を持った方、ぜひ聴いてみてください。


洋楽ばかり聞いてる僕ですが、なんだかんだ言って一番好きだと心から言えるのが、Mr.Childrenです。
今回はその最新アルバムを紹介します。

[(an imitation) blood orange](初回限定盤)(DVD付)[(an imitation) blood orange](初回限定盤)(DVD付)
(2012/11/28)
Mr.Children

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デビュー20周年を迎えたMr.Childrenによる、17作目のアルバム。[(an imitation) blood orange]。この括弧も含めて正式名称のようです。発売は去年の11月ですね。

ミスチルが好きになったのはもうちょっと前、アルバムで言うと11作目の「I LOVE YOU」なんですけど、このアルバムは僕にとって特別なアルバムになりました。なぜかというと・・・
このアルバムをひっさげたツアーが、初めて僕の参加したミスチルのライブだから! 去年の12月29日にさいたまスーパーアリーナまで行ってきました。

せっかくなので当時のライブを思い返しながら、アルバム収録曲を紹介します。

① hypnosis
1曲目、ドラマ「トッカン」の主題歌。スローテンポながら、強いメッセージを感じる力強い曲です。

② Marshmallow day
マキアージュのCMソング。ハイテンションで元気のでる楽しい曲です。
ライブのMCでは桜井さんが、本人がボディーに絵を描いたギターを紹介していました。
その際使用したのはマキアージュの化粧品だそうで、女性の肌に塗るもので絵を描くことのエロスについて力説していました。僕には理解できません。

③ End of the day
シングル曲。サビの「Oh no! Oh yes!」が、初めて聞いた時から頭から離れず、事あるごとに口ずさんています。

④ 常套句
ドラマ「遅咲きのヒマワリ」の主題歌。「君に会いたい」って歌詞は西野カナを筆頭にあらゆる曲中で使われてる、まさに常套句ですよね。それをあえて前面に出してる曲。

⑤ pieces
シングル曲。ここまでの曲の全てが以前から発表されていた曲。ほぼ全曲が未発表だった前作「SENSE」と打って変わって、本アルバムはタイアップが本当に多いですね。

⑥ イミテーションの木
数少ない、アルバム初登場の曲。ライブでは巨大なスクリーンを使用した美しい演出とともに披露されました。アリーナを飛行機に、スクリーンをコクピットの窓に見立てた演出、素敵でした。

⑦ かぞえうた
配信限定シングル、だったんたけど、これの存在、アルバム発売まで知らなかったんだよな・・・。ダウンロードできたとは。

⑧ インマイタウン
曲の終わりの方に、「今年ももう終わり」なんていう歌詞がでてきます。僕がライブに行ったのは12月29日。この曲は演奏されませんでしたが、アンコールも終了後、メンバーの最後の挨拶の時に流れていました。大変に切ない気持ちになったのを覚えてます。

 過去と未来と交信する男
これこそ僕が本アルバムで一番推したい曲。アルバム初登場の曲ですが、ミスチルの新たな可能性を感じさせる曲です。
内容はタイトルのとおり、過去と未来が見えてしまう人を主人公にした曲です。こういった特定の人物に焦点を合わせたような曲はミスチルにしては過去あまりなかったのでは?
物語を読んでいくように曲は進んでいきますが、その中には「未来を不安に思うことはない、誰かがあなたを必ず救ってくれる、安心して人生を歩めばいい」という力強いメッセージが込められています(※独自解釈)。
ライブではこの曲が第1曲目でした。1曲目はなんだろう、と予想していたんですが、まさかこの曲だとは。度肝を抜かれました。

⑩ Happy Song
めざましテレビの天気予報の時にずっと流れてた曲。
ライブ後半で歌われた曲ですが、「一緒に歌おう」と桜井さんに言われたときは焦りました。だって歌詞なんてまるで覚えてなかったから。ほかのお客さんは結構歌えてたなー。これがけっこう心残り。

⑪ 祈り 〜涙の軌道
アルバム最後の曲で、これもシングル曲。


全体を通してですが、今までにも増してバラードっぽい曲の多い、静かなアルバムという印象が強いですね。だけど最後まで飽きることなく聴け、聴いたあとは心に温かみの残る、素晴らしいアルバムだと思います。聴いてない方はぜひ。おすすめします。

それにしてもミスチルのライブ、本当に楽しかった。チケットが取れたらまた行きたいな。
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